2016年7月28日
日本人参加者のみなさん
2016IASL東京大会のご参加にあたってのお願い
2016IASL東京イベント委員会
時下 ますますご清祥のこととお慶び申し上げます。2016IASL東京大会では宜しくお願いいたします。
さて、IASL(国際学校図書館協会)の恒例行事について、お知らせとお願いがございます。IASLは、アットホームで手作り感のあふれた学校図書館に関する国際団体です。メンバーのどなたも暖かい心の持ち主です。そのため、発展途上の国や地域の学校図書館、地震や洪水などの災害でダメージを受けた学校図書館などへの援助に労を惜しみません。
その表われが、次の3つの恒例行事になって、毎年の国際大会で行われます。
まず、皆さんにお願いしたいのは、普段お使いではなくなっていて、他の方へのご提供を承諾いただける品物をご持参いただき、IASLにご寄贈いただきたいこと。食器でも衣類でも、日常品でも装飾品でも、購入品でもマフラーやセーターのような手作り品でも、外国から来られた方が(もちろん、日本人も)お土産として買いたくなるような品物なら何でも結構です。
- Pay & take:お持ちいただいた品物を「Pay & takeコーナー」に陳列します。欲しいものがあったら、即、その場で現金と引換えに受取ります。つまりPay&takeです。
- サイレントオークション:お持ちいただいた品物を「Silent Auctionコーナー」に並べます。品物ごとにカードが添えてあって、名前と金額を書き込めるようになっています。自分が払える金額を書き込みます。こうして、多くの人がカード上で競り合います。その日の夕方、最も高い値を付けた人がその品物を手にします。
- グランドオークション:お持ちいただいた品物の中の一部を選んで「Grand Auctionコーナー」に展示します。上の2つと違ってしばらく展示だけします。大会最終日の前日の夜に行われるガラ・ディナー(晩餐会)の最中、司会者によってオークション(競り)が始まります。自分が払える金額を伝えます。しばらく競り合った後、司会者が落札額を決定します。多くの場合デッドヒートが繰り広げられます。ときに落札額が10万円近くなることもあります。
お持ち寄りいただいた品物は、ご来場の際の受付で、または、随時オークションコーナーで、係員にお渡し下さい。
こうして売り上げた金額すべてを、発展途上または災害を受けて本を必要としている学校図書館に寄贈します。皆さんの家の不要な品々が子どもたちのため活かされるなんて、何と素敵なことではありませんか。